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Webマーケティングスクールの費用相場と学習範囲【意外とコスパ安い?】

2024年7月18日

この記事では、Webマーケティングスクールのコスパをまとめた情報を伝えたい。
価格も各社細かい違いはあるものの、いちばん重要なのは学習範囲を加味したコスパとなる。
この条件での結論としては、一番おすすめなのはワナビーアカデミーとなった。

今回この結論に至った背景も含めて、詳細を記載していく。

各Webマーケティングスクールの学習範囲

各社Webマーケティングスクールの中でも学習範囲に違いはある。

一番わかりやすいところだと、どの媒体の運用内容までが講義内容に入っているかどうかの差がある。
媒体というのは広告媒体で、Yahoo、Google、Meta(facebook、instagram)、Twitter、LINE、TikTokなど、広告を出稿する先のプラットフォームを指す。

やはりどのスクールも昔から存在するGoogle広告、Yahoo広告まわりは必須で講義内容に入っているが、
新しいの広告媒体について非対応なことも多い。
上記の中だとTikTokが一番広告媒体としては新しく、その一つ前の最新はLINE広告となる。

※新しい媒体:LINE広告、TikTok広告(2024年6月現在)

そんな最新の広告媒体について学習する必要あるの?と思う人もいるかも知れないが、
Webマーケティング未経験の人の未来には必ず「経験者と比較される採用面接」があると思っている。

その際にこういった最新の媒体についての理解があることはアドバンテージになる。
正直まだまだ現役Webマーケターの中でも、新しい広告媒体についてのインプットが間に合っていない人も多いのが実情。

なので、安いからここにしよう!だけではなく、
安い上で、きちんと最新媒体が学習範囲に入っているスクールを選ぶようにしてほしい。

言ってしまうと、どこかのタイミングで、
「リスティング広告はわかって当たり前、その他の広告媒体は扱えますか?」
と問われる未来も絶対訪れる。

リスティング広告以外のスキルが重要な理由

上記のリスティング広告以外の媒体(Meta<facebook、instagram>、Twitter、LINE、TikTok)が重要な理由として、
広告代理店の手数料システムが関係している。

広告運用業務の多くは、広告運用額の中からマージン(手数料)を割合(%)で請求する形が一般的のため、
広告会社側からしても広告運用額が伸びていかないことには売上、利益が伸びていかない。

リスティング広告は使用上、検索行動をしてきたユーザーに対してだけ広告を出せるので、
反対に言えば、広告される回数分が最大の広告回数となってしまう。
配信するキーワードを増やせばいいのだけど、実際にはキーワード増やして行くとそれに比例して、
広告効率は下がっていくため、リスティング広告は実質的な運用額の上限があると言って良い。

そこでさらに売上を増やしていく(広告料を増やしていく)ためには、
検索行動をしていないユーザーへの広告でアプローチをしていく必要がある。

だからリスティング広告以外を扱える人の価値が高い、というロジックとなる。

この観点も加味しつつ、次は費用面についても解説していく。

各Webマーケティングスクールの料金安さ順

まずは単純に価格の安い順のランキングを設けてみた。

あくまで2023/10/14時点の調査になるが、価格のみのランキングを作成。
スクールによって累計何ヶ月通うプランになっているかが変わるので、月額換算した金額で計算している。
※価格のみでのランキングで決めるべきではないので注意
※計算式:月額換算=受講料÷受講期間

※スマホは横スクロールできます。

サービス名
デイトラ
シーライクス
ワナビーアカデミー
イマカラ
マーケプラス
デジプロ
マケキャン
WEBMARKS
入会金
記載なし
162,800円
66,000円
0円
198,000円
33,000円
33,000円
記載なし
受講料
109,800円
162,800円
297,000円
275,000円
33,000円
通学及びオンライン集団
385,000円
マンツーマン
495,000円
300,000円
638,000円
合計
109,800円
325,600円
363,000円
275,000円
231,000円
418,000〜528,000円
333,000円
638,000円
受講期間
12ヶ月
12ヶ月
8ヶ月
6ヶ月
3ヶ月
3.5ヶ月
2ヶ月
3ヶ月
月額換算
9,150円
27,133円
45,375円
45,833円
77,000円
119,429〜150,871円
166,500円
212,667円

1位のデイトラの月額換算1万円を切る受講料なのは驚いた。
かなりリーズナブルに学習できるので、学生や社会人歴が浅い方には推奨できる。

ただ20代中盤以降の方には、下記の別のランキングを確認することをおすすめする。
前述の通り、価格だけではない別の視点でのランキングも重要となる。

各Webマーケティングスクールの料金&学習範囲でのコスパ良い順

次は、ただの価格だけではなく、学習内容を加味したコスパを見ていきたい。
同じ価格ならば、学習できる幅が多いほうが当然コスパは良い。

この場合の学習できる幅は、「学べる広告媒体の種類」を指している。
どのスクールもリスティング広告は学べる前提なのだが、最近だとリスティング広告よりもディスプレイ広告や、SNS広告を扱えるほうが価値が高いとされる傾向にある。

※リスティング広告は検索を行ったユーザーを対象とする広告のため、KW検索数のボリューム≒広告費が伸ばせる上限となる。
広告代理店からすると、広告予算が伸びなければ売上が伸ばせないため、検索しないユーザーに向けても広告配信ができるディスプレイ広告、SNS広告のほうが価値が高いとされる。

改めて、「学べる広告媒体の種類」を加味したコスパ順のランキングを見ていこう。

※スマホは横スクロールできます。

サービス名
ワナビーアカデミー
マーケプラス
マケキャン
イマカラ
WEBMARKS
デイトラ
シーライクス
デジプロ
リスティング広告
記載なし
Meta広告
記載なし
LINE広告
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
X広告(旧Twitter)
記載なし
記載なし
記載なし
TikTok広告
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
SEO
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
アフィリエイト広告
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
SNS運用
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
Googleアナリティクス分析
記載なし
記載なし
タグマネージャー
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
クライアントワーク
記載なし
バナー制作
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
記載なし
月額換算
45,375円
¥77,000
¥166,500
¥45,833
¥212,667
¥9,150
¥27,133
¥119,429

ワナビーアカデミーはディスプレイ広告、SNS広告含めて学習できるスクールの中で、
一番月額支払いが少なく済むことがわかる。

▼学習範囲を加味した4スクール費用詳細(ディスプレイ、SNS広告に非対応なスクールは除く)
ワナビーアカデミー:363,000円(8ヶ月/月額45,375円)
イマカラ:275,000円(6ヶ月/月額45,833)
マーケプラス:231,000円(3ヶ月/月額77,000円)
マケキャン:333,000円(2ヶ月/月額166,500円)

以上のことから、下剋上ラボとしての現在の推奨スクールは、ワナビーアカデミーである。
各社スクールが料金や学習範囲に変更を行った場合には、随時推奨スクールを更新していく予定。

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なぜワナビーアカデミーは、費用が安く運営できている?

一番の推奨スクールとなるワナビーアカデミーだが、
そもそもなぜ学習範囲が幅広い上に費用が安いのだろうか?
この仕組みについても調べてみた。

結論からいうと、ワナビーアカデミーは他のWebマーケティングスクールと異なり、
転職エージェント事業を行うグループ会社を持っている。

そのため、ワナビーアカデミーでWebマーケティングスクールでスキルを習得したあと、
希望者はグループの転職エージェント経由で転職支援をしてもらえる。

これを逆の視点でいうと、実は転職エージェント事業者から見て、転職希望者のリストを集めるのってかなり大変で、大手の転職エージェントも多額の広告費をかけてようやく集められている状態。

更に業界が絞られたWebマーケターの転職になるので、本来であればかなりの金額が必要となる。
それをスキルを学習してもらう場を提供する前提で、人員を集めたい意図があると思う。

ただ当然ワナビーアカデミーで学習したからと言って、
グループ会社の転職エージェントを必ず使って、転職活動をしなければいけないわけではない。

あくまで、転職希望の場合に1つ選択肢が増える、というだけなのでメリットである。
改めてワナビーアカデミーを活用する場合、
①料金が安い
②学習範囲が幅広い
③転職エージェントの選択肢が増える
というメリットだらけになる。

当然、一定数の転職希望者が集まってしまったら、
いまのように料金が安いキャンペーンは終了してしまう可能性もあるため、
一度まず無料のカウンセリングを受けて、キャンペーンの状態を確認してほしい。

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