はいどうも。
「Webマーケティングスクールで高い費用を払わずに、独学でも学べるんじゃないか?」そんな意見が挙がっている。
実際に独学でのスキル習得の可能性を探ってみたが結論、独学の場合のほうが結局費用が高くついてしまうことが分かった。
この結論にたどり着いた経緯を記事にする。
この記事を読んでWebマーケティングスクールの重要性を理解して、最短、最コスパでのWebマーケティングスキルを手に入れよう!では、記事をどうぞ!
Webマーケティングスクールの意味がないと言われる理由
まず、現在Webマーケティングスクール不要、意味がないと言われている原因は、
下記が挙げられることが多い。
一昔前であれば、実際一部本当にあった要素なのかもしれないが、最新のWebマーケティングスクール達には当てはまらないので安心してほしい。
- 学べる情報の鮮度が古い説
- 教わる内容が偏った知識である説
- 本業と並行して受講する事が多く、記憶が定着できない説
- 独学で得られる情報量と差がない説
- スクールを卒業したところで、Webマーケ職に転職できない説
- 費用がかかるため、費用対効果が合わない説
これらの説がなぜ言われているのか?
本当にこれらのWebマーケティングスクール要素が存在するのか?一つずつ解説していく。
Webマーケティングスクールは学べる情報の鮮度が古い説
まずは情報鮮度について。
せっかく時間とお金をかけて学習しても、それが役に立たない古い知識だった場合。これは当然避けたい。
過去に、たまたまそんなWebマーケティングスクールが存在していたのかもしれないが、実際には講師の質をきちんと確認すれば避けられる要素となる。
講師の質というのは、講師自身が”講師業だけ”やっている場合を避けるべき…ということだ。
講師業の他にもなにか現役のマーケター職に就いている人が講師として教えているスクールを選ぼう。
このWebマーケティングスキルで厄介なのは、短期間でどんどん情報がアップデートされていくという点。
各広告媒体は定期的に管理画面をアップデートするし、機能の仕様も徐々に変わっていく。さらには新機能の追加も随時実施されている。
広告アカウントの構成についても流行りが存在していて、「この構成が良い」とされる形が毎年異なるレベルで情報更新されていく。
Webマーケティングスクールを選ぶ際には講師の、講師業以外の経歴について要チェックとなる。
Webマーケティングスクールは教わる内容が偏っている説
次に、教わる内容が幅広いものになっているかどうかについて。
例えば、Google、Yahoo、Meta、LINEなどの各種広告媒体の幅の広さもあるのだが、いちGoogleの中でも、「ダイレクトマーケティングジャンルの広告運用の方法」「獲得ではなく認知目的の広告運用の方法」「予算が少ない場合の広告運用の方法」「CPC相場の高い業界の広告運用の方法」など、広告運用のゴールによって必要な運用方法は異なる。
スクールで学んだ広告運用方法が「エステのWEB予約数を増やすため(エリアKW中心のCPA運用)」のプロモーションだったとして、
転職した先の会社で担当することになったプロモーションが、「全国各地の名産を取り寄せできる大規模通販サイト(ジャンル名KW中心のROAS運用)」だったりしただけで、広告運用の方法は大きく異なることになる。
なのでなるべく異なるゴール設定を経験できるWebマーケティングスクールを選ぼう。
この辺が独学だと厳しい理由だったりする。
Webマーケティングスクールは記憶が定着できない説
次は、学んだ情報が、時間の経過とともに忘れていってしまうことで、結局意味がなかったとなってしまう説について。
先ほども触れたが、ただでさえ情報アップデートが随時行われるWebマーケティングスキルなので、自ら学んだことを反復しつつ、常に全員が自力で情報アップデートしていく必要がある。
なので、卒業後も学んだカリキュラムを見返すことができるWebマーケティングスクールを選ぶのが重要となる。
スクールによっては卒業後も質問ができるオプションを用意していたりする場所もあるので、
うまく活用して移動中などの時間も復習へ当てることで、記憶の定着を各自で目指していこう。
Webマーケティングスクールは独学で得られる情報量と差がない説
次に、YouTubeでもWebマーケティングの動画解説がかなり増えていたり、自主学習動画サイトのUdemyなどの情報が充実してきたことにより、わざわざWebマーケティングスクールに通わなくても独学で学べる領域が増えているという意見。
これは確かに、独学で学べる範囲は本当に増えたと感じている。
ただとても重要な落とし穴が存在しており、転職や副業案件獲得に重要な実務経験が、この独学方法だと学ぶことが非常に難しいという点だ。
動画サイトで知識を増やしたとしても結局は、どういう広告アカウントの運用経験があるのか?という質問に答えられるような能力はつかないので、実用レベルの知識がない状態となってしまう。
動画サイトで学習したうえで、自力で広告アカウントを解説し、月額100万円ほどの広告費を3ヶ月ほど運用し、目標を達成した…というようなエピソードが必要になるため、結局自腹で300万円払って広告運用をする必要が出てくる。
こうなると、Webマーケティングスクールで配布される広告アカウントで、Webマーケティングスクールの広告費を使って広告運用の実務経験を得るほうが、楽に学べるだけではなく、圧倒的に安く実務経験を得ることができる。
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Webマーケティングスクールを卒業したところで、Webマーケ職に転職できない説
次に、せっかくWebマーケティングスクールを卒業したところでも、うまく転職に成功できないかもしれないという不安についてだ。
これも、Webマーケティングスクールジャンルができたばかりの頃は、そういった事もあったのかもしれないが、業界として盛り上がってきており、スクール事業者としても10社以上が参入している大きな業界担ってきている今は、この心配はもう忘れていい部類に入る。
というのも、複数社は転職支援事業と密接に連携しており、中にはグループ会社に転職支援会社を持つWebマーケティングスクールも出てきている。
それ以外にも転職保証をつけているWebマーケティングスクールも出てきているため、転職確度は限りなく挙がっている。
これはWebマーケティングスキル習得済みの人材を即採用したいと考える会社が増えたことで、むしろ企業側がスキル人材の獲得に躍起になっていることが背景にはある。間違いなく企業よりも転職希望者のほうが有利な環境だ。
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自分自身、Webマーケティング職に就いているが、いつだって採用は不足しており、募集を継続して行っている。
(ただし、能力的に不足している応募ばかりで採用に至れない…)
Webマーケティングスクールは費用がかかるため、費用対効果が合わない説
最後に、Webマーケティングスクールはまとまった受講料が必要となるため、費用帯効果が合わないという不安だ。
下剋上ラボでも人気のWebマーケティングスクール8社をまとめているが、平均費用相場は28万円となっている。
この金額は新卒初任給を超える場合が多く、安い金額だと言うつもりもない。
しかし、Webマーケティング職への転職や、副業案件の獲得1件ですぐにペイできる範疇にはなる。
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なので、費用対効果としてはむしろ高いほうだと言える。
Webマーケティングスクールを活用しない場合だと独学ということになるが、独学は前述の通り実務経験を得るために自腹で広告費を支払う必要が出てくるので、こちらのほうが費用対効果としては負ける格好になる。
以上が、「Webマーケティングスクール 意味ない」と言われている根拠たちであるが、
上記のようにすべて払拭できる情報が揃っているため、最近のWebマーケティングスクールには意味があると断言できる。
また、特にWebマーケティングスクール受講におすすめできるようなタイプの人の特徴は下記となる。
Webマーケティングスクールでの学習がおすすめな人
Webマーケティングスクールでの学習は、復習量は自由、実際に色々関連情報を検索する時間も自由、講師への質問量も自由となっているので、どれだけ主体的に向き合えるかで、卒業タイミングでの業務解像度は変わってくる。
下記のような特徴が重要となるため、本業周りの時間調整や家族への事前説明を済ませてからの受講がおすすめ。
- 自習の時間を確保できる人
- 目的意識・ゴール設定が明確な人
- Webマーケティングスクールのサービスを使い倒せる人
自習の時間を確保できる人
まずは自習の時間確保について。
結局のところ講義を1度受けただけで終わってしまっていると、本当に理解して情報を応用するレベルまでは至れないことが多い。
なので、結局は「講義で習ったこのフレームワークを、別の事例に当てはめるとどうか?」「講義ではこういう仮説で進められていたが、反対にこういった仮説も存在しないか?」など考え方を応用して理解度を挙げていく作業が必要となる。
これは講義の時間以外の自主学習でやる必要があるので、移動時間なのか、朝活なのか、夜活なのか、自分で決めた作業時間を確保する必要がある。
同居人がいるのであれば、事前説明をしておいたほうが協力してもらいやすい。
ちなみに、自分は毎日23-25時の2時間は自習の時間を確保できるようにしている。
目的意識・ゴール設定が明確な人
次に、途中で優先順位が下がってしまうことを防ぐための目的意識・ゴール設定だ。
普通に生活していると、突発的な優先事項が増えてしまい、結果1日を振り返るとWebマーケティングスクールの学習優先順位が下がってしまうことがよくある。
もちろんどうしてもの場合はあるので臨機応変に対応するしかないのだが、例えばこの臨機応変な対応が、「翌朝早起きして作業する」だった場合、無事に起きられるか?の行方は、この目的意識・ゴール設定をどれだけ明確に強く持っているかが関係してくる。
個人的にはこのあたりの作業モチベーションは、年収アップの目的意識だけではなく、仲間も頑張っているので負けられない、情けないと思われたくない、このあたりが効いた。
どういった要素が自分を奮い立たせられるのか、これを機会に探ってみると、今後Webマーケティングスクール関係なしに、様々なスキル習得を進めやすい。
Webマーケティングスクールのサービスを使い倒せる人
最後は、結局Webマーケティングスクールって年々サービス幅を拡大していっているのに対して、使い切れない人が増えていってしまう。
支払う金額は同じのため、なんとかして使い倒すことが重要となる。
ただ、これは気持ちの話となる。厳密にはスキルが手に入ればなんでもいいが、コスパをもう少しだけ考えてみようという文脈。
ざっと記載しただけでも下記のようにサービスは幅広く渡っていて、
最低限の学習以外にもできることは多くある。どこまで使い倒せるかが勝負。
- 予習、復習(各媒体の広告運用、計測周り、クライアントワーク、資料作成)
- それに対して質問し放題
- 講義外の自主的なインプット(薬機法、景表法、LP制作)
- グループ交流
- 卒業後のコミュニティー参加
意味のあるWebマーケティングスクール比較まとめ
Webマーケティングスクールが意味のあるものである根拠を並べたが、
実際にどのスクールが一番あなたに合っているのか?
そもそもどういう違いを各社は押し出しているのか?をまとめたのが下記の記事。
下剋上ラボとして推奨の選び方についても紹介しているので、合わせて読んで参考にしてほしい。
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